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職種・スタッフ紹介列車見張員・列車等監視員

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列車見張員・列車等監視員とは

工事管理者とともに、
安全確保において
重要な役割を果たす存在。

日本鉄道施設協会と鉄道電業安全協会が管理する民間資格です。
軌道内や軌道に隣接する地域で工事などを行う際に、

鉄道車両の接近を監視し、工事関係者の安全を確保するための作業員。
以下の4つの責務を遵守しながら、工事管理者とともに保全業務に従事します。

  1. 指定された地点で列車やその他の鉄道車両の運行状態を監視
  2. 現場の工事管理者に対して、列車等の接近合図
  3. 必要に応じて、列車等の抑止を手配
  4. 列車見張の任務中は、他の任務を兼務しない

列車見張員・
列車等監視員に
なるには??

特に経験年数は必要ありません。当社の場合は、入社後、交通誘導警備に従事していただき現場経験を積んで安心安全への意識を高めていただいたタイミングで日本鉄道施設協会、もしくは鉄道電業安全協会の講習・筆記試験・実技検査・運転適性検査を受けていただき資格取得にチャレンジできます。
列車見張員/列車等監視員取得後、1年経過すると踏切監視員資格の取得要件が得られます。

スタッフ紹介

Interview01梶原 武志さん列車見張/交通誘導

1971年生まれ/2011年入社

高校卒業後、事務職(経理)で就職するも、数年で不況のために退職。22歳から警備業界で施設警備、交通誘導、雑踏警備を経験した警備のスペシャリスト。入社6か月で列車見張の資格を取得。
屋外勤務が大半のため、休日は自宅でビールを飲みながら、時間をかけてしっかり掃除をしています。時間が空いた時には携帯でパズルゲームをやっています。この仕事でどこでも寝られることが特技になりました。

なぜ入社を決めたのですか?

前職の施設警備の長期契約が切れ勤務地が変わるタイミングで他の警備会社を探していました。勤務地(現場)が都度変わることと「列車見張って何??」という疑問もあり、とりあえず面接を受け、仕事内容を聞いて、体験してみたいと強く興味が沸いて入社を決めました。

入社して印象に残っていることは?

真冬の北陸本線の軌道内見張の際、雪が降り始めて一面雪景色になっていくのを見て感動していたら、特急列車がスピードを上げて通過…。軌道内の新雪を豪快に巻き上げ全身雪まみれになったことを今でも思い出すと笑ってしまいます。軌道内に入らないと絶対に体験できない事です。

今後の抱負

一日一日、ひと現場ひと現場、きっちりこなしていくことで安全安心を支えていくことを、気力と体力が続く限り継続していきたい。目標は80歳になるまで!この会社とは「ご縁」を感じています。会社の更なる成長への期待も大きいです。

入社をお考えの方へ

防寒・熱中症・防虫対策は会社側でもしてくれるが、自分でも準備しておくことが大切。また雑草が生い茂る軌道内を移動中、陥没穴に気づかず踏みこんで怪我をすることも。対列車の注意を払うだけでなく様々な危険にも注意が必要です。そんな仕事ですが、普段下車することがない駅へ降りることに喜びを感じたり、移動距離の長さも楽しみの一つ。安全のために重要な役割で、日々充実感が持てる仕事です。

梶原さんの一日のスケジュール

この日の業務
関空連絡橋の鉄橋点検のための
先方見張
  1. 自宅出発

    現場最寄り駅りんくうタウン駅まで移動

  2. 打合せ

    りんくう駅の1階で工事業者、工事管理者と一緒に工事前打合せ

  3. 先方見張開始

    ホーム横の軌道内入口から軌道内を徒歩で移動。先方見張位置へ移動し見張開始

  4. 昼食

    移動に時間かかるため、見張位置の待避スペースで昼食をとり休憩

  5. 見張再開

  6. 見張場所移動

    点検作業のため、点検終了の連絡で更に前方へ徒歩移動

  7. 見張再開

  8. 小休憩

    昼食時同様に待避所で休憩

  9. 見張再開

  10. 見張終了

    本日の作業終了。明日も同じ現場に配置予定。

  11. 帰宅

Interview02小倉 健次郎さん列車見張/交通誘導

1968年生まれ/2022年入社

愛媛県出身。小学1年から水泳を始め高校3年まで競技水泳に没頭。社会人になってからもずっと継続しています。得意種目はメドレーと自由形。他にもトライアスロンやマラソンにもチャレンジ、汗をかくことが大好きです。転職時に未経験の業界・身体を動かす仕事・54歳でも雇入れが可能な職場を条件として再就職先を探していました。体を使い汗をかくことで、ストレス発散、今後の健康維持にも適度な運動量を日々確保できる業界として警備業に目が留まり入社。2023年8月に列車見張の資格取得しました。

なぜ入社を決めたのですか?

数社ピックアップした会社の中でも列車見張=鉄道保安員という活字から交通誘導とは違った特別な技術習得ができること、70歳過ぎても現場に出られる息の長い仕事、JR関連の取引が多いことでの企業安定感から決めました。

入社して印象に残っていることは?

まだ交通誘導員としての資格しかないですが、これまで一緒に仕事をした人たちは良い人が多く、煩わしい人間関係(距離感)が必要な人がいないです。また大半の隊員が業務に真面目に取り組み、安全・安心を支えるための仕事と捉えて、誇りを持っている点が印象深いです。

今後の抱負

日々現場出動の度、自身の未熟さを思い知らされることが多く、一日一日の積み重ねで経験値を上げていくことで、技術向上を図ることが目下の目標です。交通誘導だけでも大変、奥の深い仕事です。より良い警備サービスをごく自然に提供できる隊員が増えれば、会社の信頼性も上がり、それが賃金アップに繋がるという考え方が浸透するよう率先垂範できる隊員になりたいです。

入社をお考えの方へ

暑さ、寒さは確かに身に染みますが、安全・安心の担い手としてプライドを持って働ける職場です。業界全体が人手不足の状態で、長期的に見てもAIに全てが取って代わられることも考えにくい職種。志を高く持てば、いくらでもスキルアップも可能で、安全保安のスペシャリストを目指して欲しいです。

小倉さんの一日のスケジュール

この日の業務
駅構内自販機取替時の
旅客誘導として勤務
  1. 自宅出発

    三田駅にJRグループ会社と待ち合せのため社有車で工事管理者1名、列車見張1名とともに移動。

  2. 三田駅

    駅前ロータリー横にて作業打合せ開始

  3. 旅客誘導開始

    駅構内での自販機取替え作業時や運搬時の誘導を担当

  4. 誘導終了

    自販機取替3機完了にて業務終了
    作業完了となるため休憩なしで実施

  5. 他メンバーと帰路へ